避けたい化学物質
どんな化粧品でも少なからず化学物質を使って作られているということは前にもお話しました。
化学物質はすべて人の体に悪影響を及ぼす、というわけではありませんでしたね。
無添加化粧品であっても原料の段階で化学物質が用いられているものもありますし、中には着色料無添加などと謳って他の表示指定成分はちゃっかり含んでいる商品もあります。
無添加=安全、と思い込まず、成分を見て判断できるようになるとよいのですが、化粧品に使われる原料は数千種類もあるため全てを把握するのは不可能です。
ここでは石油系界面活性剤に続き、できるだけ避けたい化学物質についてお話したいと思います。
まず発がん性の疑いが持たれているものに、パラベンとタール系色素があります。
パラベンは化粧品の防腐剤として使用されている成分で、発がん性のほか環境ホルモンの疑いがあり、化粧品に配合する場合は1%と制限されています。
また最近では、パラベンを塗ったところが紫外線を浴びると老化を引き起こすと言う報告もあるようです。
タール系色素は化粧品の着色に使われており、青色1号とか赤色202号と言った名前が付けられています。
有機合成色素とも呼ばれます。
発がん性の疑いが持たれており、また皮膚に色素沈着を起こす黒皮症という病気を起こすこともまれにあるそうです。
次に環境ホルモンの疑いが持たれている物質に、ブチルヒドロキシアニソール(酸化防止剤)やオキシベンゾン(紫外線吸収剤)、イソプロピルメチルフェノール(殺菌剤)などがあります。
これら環境ホルモンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用を持ち、その影響で乳がんや子宮がんの発生増加や低年齢化が進んでいるのではないかと言われています。

