「男の更年期障害」の症状
では、男性にはどんな症状が出るのでしょうか。
症状には大きく分けて3つあります。
まず、1つは「身体面」に影響を及ぼすもの、2つ目は「精神面」に影響を及ぼすもの、そして3つ目は「性機能障害」です。
症状についてですが、「身体面」や「精神面」「性機能障害」といっても様々です。
血管運動神経症状では、火照りやのぼせ、冷え、動悸などが起こります。
知覚異常症状では、しびれや知覚鈍麻など。
運動器官症状では、肩こり、筋肉痛や関節痛など。
皮膚・分泌系症状では、発汗や口内乾燥。
消化器症状では、食欲不振や便秘、腹痛が起こります。
全身症状では、倦怠感。
泌尿器系症状では、頻尿や残尿感、尿の勢いの低下などが上げられます。
精神神経症状では、睡眠障害、頭痛やめまい、耳鳴り、ほかには不安や呼吸困難などがあります。
性機能症状では、性欲の低下、朝立ちの減少やED(勃起不全)など。
人によって違いはありますが、主にこういった症状が出ます。
このように男性の更年期の場合は、閉経のような特有の、はっきりした体の変化が現れず、個人差が大きいことなどがあり、男性の更年期障害の症状を分かりにくくしています。
その上、複雑で色々な症状がでますので、「自分は更年期障害なのだ」と気付かれない方が多いようです。
まだ十分に認知されていない、男性の更年期障害に対して正しい知識を身につけ、正しい対処の方法を知りましょう。
主な男性の更年期障害の原因を、次回お伝えします。
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坐骨神経痛は病名ではない
坐骨神経痛になるのは中高年の人ばかりではありません。
以前は40代を過ぎると坐骨神経痛になりやすいと言われていましたが、最近では若い人でも坐骨神経痛の症状が出る事があります。
最近の若い人の食生活による栄養不足が原因ではないかと考えられています。
女性の場合、妊娠がきっかけで坐骨神経痛になってしまったという人もいます。
坐骨神経痛とは、病名ではありません。
腰痛や足のしびれなどの症状を表しています。
坐骨神経痛になる主な原因は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰部脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、腰椎すべり症、腰椎分離症などの腰の病気が挙げられます。
坐骨神経痛は、坐骨神経がこれらの病気によって圧迫されて発症する神経痛です。
つまり、坐骨神経に異常があるわけではなく、椎間板や骨、神経、筋肉などに異常が出た事によって起こっているのです。
坐骨神経痛の症状に足のしびれがありますが、その原因は足にはなく腰からきています。
坐骨神経痛が発症した場合は、何か腰が関係する病気を持っているという事になります。
そしてその病気を治療しなければ坐骨神経痛も改善されません。
坐骨神経痛は進行性の神経痛です。
その症状は、坐骨神経の圧迫の変化によって症状が進んでいきます。
坐骨神経痛の症状は、おしりのしびれから始まり、太ももの裏側から膝にかけての足のしびれ、そして末期になると足の先にまでしびれが出てきます。
放っておくと排尿障害まで引き起こす事もありますので、違和感のある足のしびれを感じたら早めに病院で診察を受けましょう。
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坐骨神経痛の運動療法
坐骨神経痛の症状には、腰痛や足のしびれや痛みなどがあります。
坐骨神経痛に悩んでいる人は、比較的症状の軽い人から日常生活に支障が出ている重い症状の人までさまざまだと思います。
坐骨神経痛の治療の一つに運動療法があります。
もちろん、急性の坐骨神経痛の場合には運動療法は行わず、絶対安静が第一です。
運動療法は、慢性期の坐骨神経痛に効果があると言われています。
運動療法の基本は、萎縮してしまった筋肉を強くする事と柔軟性を向上する事です。
自宅でできる運動療法は腹筋や背筋です。
健康な状態でできる回数の7割程度を目安に行うようにします。
例えば20回できていたなら14回が目安となります。
また、ウォーキングや水泳なども腰の筋肉を強くする運動です。
腰痛体操やストレッチは、腰の柔軟性を良くします。
ゆっくりと勢いをつけずに行う事が大切です。
運動療法を始める時は、準備運動もきちんと行いましょう。
これらの運動は、無理をせずにできる範囲で行ってください。
足のしびれや痛みなどの症状をこらえて行うとかえって逆効果になってしまいます。
あせりは禁物です。
運動療法を行う場合は、必ずかかりつけの医師と相談して適切に行いましょう。
運動によっては痛みが増したり症状が悪化してしまったりする場合がありますので、この場合はただちに運動をやめて安静にします。
自分に合った方法で負担にならない程度にゆっくりと行っていくといいでしょう。
また、坐骨神経痛にはその原因となる病気があります。
まずはそちらの治療を優先して行わなければ坐骨神経痛は改善する事はありません。
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坐骨神経痛とコルセット
腰痛や足のしびれからくる坐骨神経痛に悩まされている方は少なくないと思います。
坐骨神経痛を治療する保存療法の一つに装具療法があります。
腰に装着するコルセットを使用する事により、腰椎の安定を維持して坐骨神経痛の痛みを和らげていく方法です。
コルセットには2種類あります。
一般的なコルセットは軟性コルセットです。
もともとは美容目的で作られましたが、腰椎をしっかりと固定できるので坐骨神経痛の症状を和らげる効果があります。
腰に装着した時もそれほどの違和感はありません。
しかし、歩いていると腰痛や足のしびれが起きて歩けなくなる間欠跛行にはあまり効果が現れないようです。
間欠跛行の症状がある場合は、特殊な腰部脊柱管狭窄症用のコルセットを使用します。
腰部脊柱管狭窄症用のコルセットは少し前傾姿勢になるので、軟性コルセットに比べて腰部脊柱管狭窄症や坐骨神経痛の症状はより緩和されます。
しかし、腰部脊柱管狭窄症用のコルセットは装着した時に違和感があり、あまり快適ではありません。
また、長い時間装着していると腹筋や背筋の筋力が落ちてしまう場合もあるそうです。
コルセットを使用すると誰でも坐骨神経痛は治るのかというと、必ずしもそうではありません。
また、必ず症状が改善されるとは限りません。
かかりつけの医師に、コルセットを使用するかどうか、コルセットの種類、1日にどれくらいどんな時にコルセットを装着するのかなどを十分に相談しましょう。
決して勝手な自己判断でコルセットを使用しないようにしてください。
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腰部脊柱管狭窄症になったら
腰痛や足のしびれなどの症状を伴う腰部脊柱管狭窄症は、中高年に多い病気といわれています。
しかし腰部脊柱管狭窄症になってしまっても、年齢のせいだからと諦めてしまう事はありません。
意識の持ちようやちょっとした努力で、症状の進行を遅らせることができます。
まずは、日常生活を見直していきます。
症状が軽い場合は、日頃からの姿勢に注意したり、年齢や生活環境にあった適度な運動を取り入れたり、肥満の予防と改善に心がけます。
立ったり背中をそらせたりする姿勢は足のしびれなどの症状が出やすいので、症状が楽になる前かがみの姿勢をとるようにします。
歩く時に杖を使ったり自転車に乗ったりなどで、前かがみの姿勢を保つ事ができます。
寝る時は仰向けだと腰がそってしまいますので、バスタオルなど膝の下に入れて寝るようするといいでしょう。
こうする事によって、膝が曲がって腰がそりにくくなります。
腰に負担がかかる、重い荷物を持ち上げたり腰をひねったりという動作もしないように心がけます。
長い時間同じ姿勢をとらないようにも注意します。
しかし、腰に負担がかかるからといって安静にしていればいいというものではありません。
身体を適度に動かして筋力をつける事も必要です。
この場合は、医師に相談して行いましょう。
腰部脊柱管狭窄症を病院で治療する他に、鍼灸やカイロプラクティックなどの治療院でも効果があると言われています。
治療にどこを選ぶとしても、評判や口コミを参考にして自分の納得できる所を選びましょう。
腰部脊柱管狭窄症について、自分にわかりやすく説明してくれるかどうかも判断の基準になります。
また、自分のかかっている病院や治療院に疑問を感じたら、一つの病院や治療院にこだわらずに他の所を受診してみてもいいと思います。
安心して自分の大切な身体をあずけられる病院や治療院を選びましょう。
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腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアの初期症状には、同じ姿勢をとり続ける事がつらい、運動能力や足の感覚の低下などがあります。
これらの症状が進行すると本格的な腰椎椎間板ヘルニアの症状が出てきます。
腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛に伴い片側のおしりから太ももの裏、足のふくらはぎの裏から外側にかけてしびれや痛みを感じるようになります。
これは坐骨神経を圧迫しているためで坐骨神経痛と呼ばれています。
腰椎椎間板ヘルニアには坐骨神経痛の症状が多くみられます。
痛みは、夜も眠れないほどの激痛だったり、ジワジワと痛むものだったり人それぞれです。
運動神経を圧迫されていると、足のしびれを引き起こします。
何も理由がないのに、いつも足がしびれているような感覚になります。
症状が進行すると、足に触っても感覚がない、体温調節ができないため足が冷える、排尿障害など下半身の感覚が低下してきます。
腰椎のすぐ近くには脊髄が通っています。
骨に囲まれた脊髄は、圧迫されても逃げ場を持っていません。
腰椎椎間板ヘルニアになると、それが原因で脊髄を損傷してしまう可能性があります。
脊髄を損傷すると、下半身がマヒしてしまうなど大事に至ります。
腰痛だけでなく違和感のある足のしびれを感じたら、年齢のせいだと放っておかずに早めに病院の診察を受けるようにしましょう。
腰椎椎間板ヘルニアは、脊髄への損傷がなければ適切な治療により症状の回復や軽減、そして治癒する見込みが十分にある病気です。
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足のしびれからくる病気
足のしびれは、時には大きな病気につながることもあります。
足がしびれることがあっても日々の生活に影響がないと、なかなか病院には行かないかもしれません。
しかし、足のしびれを軽くみてはいけません。
足のしびれから引き起こす病気を以下にご紹介します。
動脈硬化は、中高年によくみられます。
脳に血液がうまく行き渡らないために運動神経に支障が出てきます。
症状としては、手足のしびれの他に頭痛やめまい、動悸、体がだるいなどがあります。
ひどくなると脳卒中を発症してしまう恐ろしい病気です。
頚椎病は、中高年によくみられます。
頚椎病とは、頚椎の筋肉が年齢と共に衰えけいれんする事です。
長年にわたってよくない姿勢で過ごしていても、頚椎の周りに異常が出てきて病気を発症します。
症状としては、手足のしびれの他に、一時的な頭痛やめまいなどがあります。
自律神経が不安定になった場合にも足のしびれる事があります。
この場合は、治療と並行して専門医によるカウンセリングも必要となってきます。
手足のしびれの他に、動悸やめまい、寝つきが悪い、不眠、怒りやすいなどの症状がみられます。
これらの症状は、自律神経が安定してくると自然になくなっていくそうです。
栄養失調は、過度のダイエットや食欲不振、貧血、過労の場合に起こります。
この場合にも手足がしびれる事があります。
栄養失調は、鉄分とビタミンB1、B2をたくさん含んだ食べ物を摂取し、十分に休養すればほとんど良くなります。
足のしびれからくる病気は大病につながる事もありますので、ちょっとでも異変を感じたら病院で診察を受けるようにしましょう。

